光による老化

梅雨の時期に入りましたが、日焼け止めを塗っていますか?
雨が降ってるから紫外線が当たらないと思っている方、雨の日でも、30~40%紫外線は皮膚に届いてます。

皮膚には、コラーゲンやエラスチン(皮膚の弾力・張りのもとになる繊維)、メラニン(肌の色に関係)などが存在します。
太陽の光が皮膚にあたると、皮膚の色を決めるメラニンが多くなり、皮膚が黒くなります。また、皮膚の弾力・張りがなくなり、シワの原因にもなります。

光は、シミだけではなくシワの原因にもなっているのです。
この光による老化を光老化といいます。

紫外線にはUVA・UVB・UVCと3種類の波長があります。
この中で、最もながい波長をもつのがUVAで、次にUVB、UVCの順番になります。

UVAは、皮膚の弾力・張りが関係している繊維(コラーゲン・エラスチン)まで到達しやすく、長く光にあたり続けていると、これらの繊維が変化しシワを作ります。
コラーゲンやエラスチン繊維は常に引き伸ばされており、規則正しく配列し張り・弾力を保っています。
輪ゴム(コラーゲンやエラスチン繊維)を引き伸ばした状態で光にあて続けると、ゴムは断裂・変性します。変性・断裂したゴムは伸縮ができなくなります。
この断裂、変性がシワになります。
UVBは日焼け後の色素沈着を起こしやすい波長で、肌が黒く、赤くなる原因になっています。
UVCは波長が短く、大気中のオゾン層に散乱・吸収されるため地表に届くことはほとんどありません。殺菌作用があるため、消毒に使われてます。

そして光による老化の促進を防ぐことができるのが、美容鍼です。
鍼をすることで、コラーゲンやエラスチンの代謝を促し張りと弾力を保持します。
外側から予防する(日焼け止め、長そでなど)と同時に、鍼で身体の内側からも予防して光に負けない肌作りをしませんか?




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